研究活動

共同研究「雅楽および関連芸能の歴史的音楽動作様式をさぐる 〜多様な解釈の可能性〜」(2016)

研究代表者

田鍬智志

共同研究員:

今 由佳里  鹿児島大学教育学部准教授
中尾 薫   大阪大学大学院文学研究科准教授
平野 みゆき 金蘭千里高等学校中学校社会科教諭
上野 正章  大阪大学招聘研究員
増田 真結  京都市立芸術大学音楽学部講師
ジョライ アンドレア GIOLAI Andrea(2016年8月まで)交際交流基金フェロー・ベネツィア大学博士課程
ネルソン スティーブン G. NELSON Steven G. 法政大学文学部教授

*演奏・演舞能力のある者をゲスト招聘する場合もある。

研究の趣旨(目的・意義・特色など)

雅楽において楽譜・舞譜は、古今それぞれの時代に撰述がなされ、少なからず伝存しています。これまで多くの研究者によって、雅楽古譜の解読がなされ、そして音源化されてきました。再現・演奏され録音された音楽は、あたかも真実であるかのような印象をあたえます。しかし、備忘的・簡易的記譜法で記された楽譜史料は、解釈如何によって、そこから様々な音楽・舞踊が立ち現れうるものです。当研究会では、メンバー夫々が対象とする音楽・芸能に対し(唯一の解釈に収斂させてしまうのではなく)さまざまなアプローチにより、さまざまな解釈を提示しあって、さまざまな再現・復興の可能性を追求したいとおもいます。


成果の公開方法

(1)出版物:映像(DVD等)つき論文集、2018年3月(予定)
(2)上記にかかる公開収録・実演つき講座など(予定)

最終更新日:2016/8/10 | 公開日:2016/8/10