京都市立芸術大学

日本伝統音楽研究センター

Research Centre for Japanese Traditional Music

Kyoto City University of Arts


京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

平成16年度第2回公開講座


  京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは,平成16年度第2回公開講座を次のとおり開催しますのでお知らせします。


1 名称

平成16年度第2回公開講座
     「知られざる中尾(なかお)都山(とざん)の魅力〜五十回忌追善レクチャー・コンサート」

2 日時

平成17年1月22(土) 午後2時00分〜午後4時00分
(午後1時30分から受付開始)

3 会場

京都芸術センター 講堂
(京都市中京区室町蛸薬師下ル 電話075−213−1000)

4 内容

本年は、明治29年(1896年)に,尺八の一大流派である都山(とざん)流(りゅう)を創始し、一代で琴(きん)古(こ)流(りゅう)と並ぶ流派に育てた中尾都山(1876〜1956)の五十回忌に当たる。その追善として、余り知られていない都山の青年期、 特に虚無僧修行時代について、都山の残した古典本曲の直筆楽譜を、最後の明暗(めいあん)流(りゅう)虚無僧であった勝浦(かつうら)正山(しょうざん)師から寄贈された楽譜と比較研究し、正山師遺愛の古管尺八で再現演奏することによって、都山の初期作品についても、その魅力を検証する。
         

解説・司会 久保田(くぼた)敏子(さとこ)(日本伝統音楽研究センター教授)
演奏とお話 森田(もりた) 柊山(しゅうざん)(同センター特別研究員・都山流尺八演奏者)
  「紫(むらさき)禮法(れいほう)」    古管による復原演奏
「慷(こう)月(げつ)調(ちょう)」初段  古管と現在の尺八との比較演奏
「青海(せいがい)波(は)」     都山流隆盛の基となった本曲
「鶴(つる)の巣(す)籠(ごもり)」   初演時の三弦地入りと現行の比較演奏
助   演 友(とも)淵(ぶち)のりえ氏(正派邦楽会大師範)
藤田(ふじた) 天山(てんざん)氏(都山流尺八演奏者)



5 定員

先着200人

6 受講料

無料

7 受講方法

当日会場で受付

8 主催

京都市立芸術大学

9 問合せ先

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター事務室

Tel 075-334-2240




ホーム |

公開日:2004.10.5
最終更新日:2004.10.05
事務室:rc-jtm@kcua.ac.jp
(C) Research Centre for Japanese Traditional Music, Kyoto City University of Arts